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ジェラリン・ルーカス著
サイマル・アカデミー翻訳ワークショップ訳
四六判 本体1500円(+税)
編集 クロチャント出版 発売元 文園社

27歳で乳がんとなった著者が、はじめたばかりの結婚生活も、やっと手に入れたあこがれの仕事も手放さずに、病気と闘う姿を赤裸々に描く。乳房を失う恐怖、つらい化学療法を経て乳房を再建し、ついには医師に反対された出産も果たす。そして、雑誌の「乳がん特集」のヌード写真のモデルとなる。たとえ乳房を失っても、女性らしく自分らしく生きることができるのだと、伝えるために。 |
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〈本文から〉
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まず乳房を切り捨てる。次に髪が抜け落ちる。はぎ取るものが何もなくなったところで、別のわたしが現れるかもしれない。 |
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がんになったことを知らせる友だちのリストをつくる。人づてに聞いたことにはしたくないからだ。 |
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大切なのは、がんに勝つか負けるかではない。がんとどう闘うかだ。 |
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病気のせいで、わたしがどんな目にあっているか、みんなに知ってもらいたい。
だから、かつらはつけないことにする。 |
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ひょっこり浮かんだ妙な考えが拭えない。乳首を作ってわたしはだれを騙すつもり? |
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わたしが乳がんになった意義。それは、ほかの女性の命を救うことだ。 |
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この本の収益の一部は、ピンクリボン運動団体に寄付されます。 |
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